私が初めて子宮頸がん検診を受けたのは、まだ処女のときでした。
検診というもの自体が初めてでとても緊張していたのを今でも覚えています。
本記事では、実際に子宮頸がん検診を受けてみて分かった事実や子宮頚がん検査にともなう痛みを少しでも減らす方法についてお話します。
処女が初めて子宮頸がん検診を受けたら痛い?
結論から申し上げると、、
処女が初めて子宮がん検診を受けたら『痛い』です。
でも安心してください。
処女じゃなくても「痛い」です(笑)
出産を経験した後に子宮頸がん検査を受けた母にも聞きましたが「痛かった」とのことでした。
それもそのはずで、子宮頸がん検査で使う「膣鏡」というものはとても固くて柔軟性もないので、誰でも痛く感じてしまうのは当然のことなんです。
子宮頸がん検査は、処女か処女じゃないかは関係なく「痛い」ということで、ちょっと安心しましたね。
処女が初めて子宮頸がん検査を受けたら出血する?
これは間違いなく「YES」です。
でも、これも安心してほしいんですが、子宮頸がん検査というのは子宮頚部の細胞を取ってガン細胞の有無を調べます。
私たちが日常生活の中で、足や腕にすり傷や切り傷を作ってしまうことがありますよね。
その時に皮膚の切れたところから血が出てくるのと同じで、子宮頚部の細胞を検査のためにわざとほんの少しですが切り取っています。
なので、子宮頸がん検査時に出血するのは仕方がなく、しばらくすると血は自然に止まる問題ありません。
少しでも「痛くない」子宮頸がん検査を受けるための方法3つ
検査に行く前から「イタイ」と聞いて検査を受けるのは、かなり勇気がいりますよね。
私もそうでした。
だけど、癌にはなりたくない・・・
検診の大切さは分かるけど「痛い」と聞く検査はこわい・・・
こんな気持ちの女性もたくさんいると思います。
そこで、子宮頸がん検査をもっと身近な大切なものとして、検査を気軽に受けてもらうために子宮頸がん検査を少しでも『痛くない』ものにする方法を3つご紹介します。
- 性交経験を持つ
- 小さめの膣鏡で検診
- 自宅で検査
性交経験を持つ
これは、産婦人科の医師が言っていたので間違いありません。
性交経験があれば子宮頚部が少し広がりやすくなっていたり、異物が入ってくることに対して気持ちの面でも若干免疫ができています。
処女のときは子宮頚部に何も異物が入ったことがないので、膣鏡が入るだけで強い痛みを感じてしまいがちです。
慣れと言ったらちょっと変ですが、性交経験で子宮頚部に異物が挿入されることに慣れていると痛みを感じにくくなります。
性交経験が子宮頸がん検査に良い効果をもたらすとは思いもしませんでしたね。
小さめの膣鏡で検診してもらう
子宮頸がん検査には「膣鏡」を使用します。
膣鏡を子宮頚部に挿入して膣の先を見やすくした上で、子宮頚部の細胞を採取します。
その際の膣鏡を子宮頚がん検査で一般的に用意されているものではなく「小さめサイズの膣鏡を使ってほしい」という旨を検診スタッフに伝えましょう。
ほとんどの場合、膣鏡は一般的に使われるサイズのものと小さいサイズのものが用意されていると先ほどの産婦人科医師が言っていました。
なので、検診の前に小さめの膣鏡で検査をしてほしいと伝えて膣鏡を小さめのサイズにしてもらうことで、大きな膣鏡が挿入されて感じる痛みを軽減することができます。
痛みが怖くて検診を受けないよりも、痛みを軽減するために小さな膣鏡を使ってもらって検診を受けたほうが、将来のカラダを守る意味で何倍も何十倍も大切です。
自宅で検査する
子宮頸がん検査はスケージュールに無理をしてまで検診に行かなくても、今は自宅で検査することができます。
家で子宮の細胞を自分で取るなんてできないよ・・・
そう思うかもしれませんが、自宅で子宮頸がんを検査する方法は膣分泌物を綿棒にぬぐうだけ。
正確には子宮頸がんを検査するというよりは、子宮頸がんを発症するリスクのあるウイルスが存在しているかどうかを検査するものです。
胃にピロリ菌がいると胃がんになりやすいといったように、子宮頸がんも癌になるリスクを高める原因とされる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というものがあります。
そのウイルスが子宮にいるかいないかを調べる検査で、子宮頸がん検診のように痛みを伴いながら検体を採取する必要はありません。
検体(膣分泌物)を採取したら検査キットを郵送で送り返すだけのとても簡単な検査です。
郵送検査には子宮頚がん以外にクラミジアや梅毒などの性病検査キットもあるので、詳しく知りたい方は「誰にもバレない性感染症検査」または下の記事からチェックしてみてください。
処女が初めて子宮頸がん検診を受けたら痛い?出血する?:まとめ
子宮頸がん検査を処女の人が受けたら痛いのか痛くないのか?出血はするのか? という女性なら誰しも一度は抱くであろう疑問を解消すべく今回の記事を執筆しました。
子宮頸がんや乳がんは検診で小さいうちに見つけて治療ができるガンと言われています。
「あの時検診に行っていれば良かった・・・」
「ガンと闘う怖さに比べたら検診の怖さのほうがマシだった・・・」
そんな後悔をしないように自分のカラダをいたわり、定期的な検診やメンテナンスなどをおこなって健康体で過ごしていきましょう。
本記事がまだ一度も子宮がん検診を受けたことがない人や、受けようか迷っている人の一歩を踏み出すきっかけになれたら幸いです。
ここで紹介した以外で子宮頸がん検査の痛みを減らす方法を知っている方は、ぜひぜひTwitter(@yupucho)で教えてくださいね!