当サイトは特定の銘柄等の勧誘、売買の推奨、相場動向等の保証等をおこなうものではありません。また将来の株価または価値を保証するものではありません。投資はご自身のご判断と責任で行ってください。
あくまでも私の記憶ですが、2022年夏頃にTwitterなどでよく話題になっていたダブルスコープ
名の知れたトレーダーから個人まで幅広い投資家たちによって売買されていた印象があります。
しかし2022年9月15日に上ヒゲ大陰線を付けてから9月22日まで(3連休含む)寄らず、Twitter上には保証金不足や追証などのツイートが相次いでいました。
そのダブルスコープ大暴落事件?を経て、私個人が考えたこと・学んだことについて備忘録を兼ねて本記事にまとめました。
メモに書き出してみましたが内容が多すぎて… 時間のゆるすときに暇つぶしにでも読んでもらえると嬉しいです。
ダブルスコープ大暴落を経て得た最大の学び
あのダブルスコープがあそこまで大暴落することになるなんて、正直 微塵も想像していませんでした。
毎日お祭り騒ぎをしているような銘柄は私にとって怖すぎて、とてもじゃないですが手を出せたものではありません。
おかげさまで1枚も持つことなくダブスコ被弾を避けられましたが、持っていなくても実は被弾していたという事実がありました。
これが今回、ダブルスコープ大暴落事件で私が学んだ中で1番大きかったことで、投資を始めたばかりの方にぜひお伝えしたいことです。
ダブルスコープ大暴落事件から学んだこと、考えたこと、気づいたこと、感じたこと
ダブルスコープの大暴落から学んだこと、考えたこと、気づいたこと、感じたこと・・・
たくさんありすぎて全部を拾い上げられないので、ざっと箇条書きにしてまとめてみました。
本記事はあくまでも個人の備忘録としての記録ですので、内容が重複していたり順序がバラバラだったりするかもしれませんが何卒ご了承ください。
- 信用二階建ての怖さ
- 地合いあってのテクニカル
- 1日信用(デイトレード)の良さ
- 株に「絶対」はない
- 損切りできるうちが華
- 値幅4倍はS安にも適用される
- 追証が払えないと借金を抱えることになる
- 自己破産や自死の前にできることを考えることの大切さ
- 払いきれない追証などについては家族や身内、証券会社や弁護士に相談する
- 追証金を分割で返済できる可能性もある
- 損失は何があっても自分の命で立て替えない
- 信用取引が悪い、現物取引が良い というわけではない
- リスク管理、メンタル管理、資金管理が大事
- リスクの取り方、レバレッジの掛け方が問題
- 負債を抱えないロット数、ロットの張り方
- 入り口も大事だけど出口のほうがもっと大事
- 煽る人も悪いが煽られる人も悪い
- 煽り煽られ銘柄であっても自分が調べて納得したシナリオで売買するならOK
- 投資・投機はすべて自己責任
- 知名度の高い銘柄が暴落すると他の株も投げ売り損切りされて飛び火する
- 相場全体の雰囲気が悪くなる
- 地合いが悪くなる
- 資金が廻らなくなり巡らなくなり買い勢が減る
- 信用取引は夜間PTSの利用ができない
- 1つのカゴに卵をたくさん盛らない
- 宵越しの株は持たない
- 立てたシナリオが崩れた時点で返済する
- 楽に簡単にお金は稼げない
- ノーポジは最強
- 相場における対岸の火事は離れたところにも火の粉が飛んでくる可能性大
- 明日、1分先のことは誰にも分からない
- 売りが売りを呼ぶ
- 株インフルエンサーには煽り屋が紛れ込んでいる
- 175して高値掴みさせられる
- 株は簡単じゃない、でもそれを超える面白さがある
とりあえずこんな感じでしょうか。
学んだことや気づいたこと、感じたことなど多すぎて書ききれませんね。
今回のダブルスコープ大暴落は投資初心者の私にとても大切なことをたくさん考えさせてくれるきっかけになりました。
損失は何があっても自分の命で立て替えない
今回のダブルスコープの一件をTwitter上でも見ていて、保証金の不足や追証発生などをツイートされている方々がいました。
ツイートできる方はまだ大丈夫なほうで、ツイートさえもできないほどの損失を抱えている方も実際にはいた可能性があります。
「食事も喉を通らない」
「眠れない」
こういった状態で魔の3連休を過ごされていた方もTwitter上で複数お見かけしていました。
投資・投機は大大大前提としてすべてが自己責任です。
どの銘柄を買うか、売るか、すべては自分の意志によってパソコンやスマートフォンのボタンを押して決定しています。
しかし、多額の損失を出したからといってすべて自分の責任だと背負い込み、それを自分の命と引き換えに補填するなんてことは絶対にあってはいけません。
お金は必ずなんとかなります。どうにもならないような額であっても絶対になんとかなります。
ですが、命だけはどうにもなりません。
多額の借金を抱えて生きていくことはツラいかもしれませんが、命を捨てて自分自身はラクになり残された家族や身内・友人のことを考えたことがありますか?
命よりも大切なものは この世に一つもありません。
損失額を命に代えたとしても その損失がより一層大きくなるだけ。
命を引き換えにするような投資や投機は絶対にやめてください。
知名度の高い銘柄が暴落すると他の株も投げ売られて飛び火する
当時、ダブルスコープは連日Twitterでトレンド入りするほど人気?有名な銘柄でした。
上がり続けていていつ落ち始めるか分からないので、チキンの私はとてもじゃないですがINできるわけもなく
指をくわえて見ている毎日でした。
結果的にはそれでよかったんですけどね。
今回、ダブルスコープという知名度の高い銘柄が大暴落して初めて学んだことは「相場における対岸の火事は離れたところにも火の粉が飛んでくる可能性大」
ダブルスコープ暴落で身動きの取れなくなった人たちが他に保有していた銘柄をも売り始めると同時に、他の投資家たちはそれを警戒して売り注文を出し始める・・・
❝売りが売りを呼ぶ❞ といった状態になっていたのがまさにあのときの相場でした。
全然関係のない銘柄までダブルスコープ暴落に引っ張られて日々ズルズルと下げていく・・・
そうなると持ち株を切らざるを得なくなる人も出てくるわけで、相場の中で負の連鎖が続いていた印象です。
売りが売りを呼ぶ、という相場を体験したのは初めてでしたが相場全体の雰囲気がとても悪いなと感じたのをはっきりと覚えています。
当時は「もし1枚でも持っていたら…」という思いで毎日ダブスコの板を確認して気を引き締め直していました。
リスク管理、メンタル管理、資金管理が大事
ダブルスコープの大暴落に限った話ではなく、投資において資金管理はとても重要です。
それと同じくらい「リスク」と「メンタル」の管理/コントロールも大事だと言えます。
個人的にはこの3つは深いところで結びついていると考えていて、資金管理がしっかりできていればリスク管理につながり、資金管理とリスク管理がしっかりできていればメンタル管理にも自ずとつながっていく。
どれか1つの管理が疎かになっていてもダメ、どれか1つだけ秀でてできていればいいというわけでもなく
自分に適した「負債を抱えないロット数やロットの張り方」を考えながら学んでいくことがリスク管理や資金管理の第一歩になります。
めちゃめちゃ自信があったとしても自分の予想と逆をいったときの対応策をまず立ててから、1つのカゴに卵をたくさん盛るようにしたいですね。
カゴに盛る卵もニワトリだけでなく、ウズラやダチョウなどのようにサイズの異なる卵を盛っておくというのも一種のリスクヘッジになります。
ダブルスコープ大暴落で個別株初心者が学んだこと/考えたこと【前編】まとめ
ここまでがダブルスコープ大暴落で学んだこと/考えたこと【前編】です。
個別株の信用取引を始めて半年ほど経った頃に遭遇した出来事でしたが、毎日相場がピリついていたのを今でも覚えています。
この記事を読んでいるあなたも ❝第二、第三のダブルスコープ❞ と呼ばれる銘柄を、知らず知らずのうちに触っているかもしれません。
リスク管理・資金管理はできているか、メンタルコントロールはできているか、今一度自分自身の投資内容を振り返ってみてくださいね。
続きはダブルスコープ大暴落で学んだこと/考えたこと【後編】でお話します。