株取引を始めて5ヶ月になりますが、先日、信用取引で買い建てた銘柄を初めて現引したので備忘録も兼ねて方法を解説します。
実際にやってみると手順はいたって単調で難しいことは一切ありませんでした。
画像付きで分かりやすく説明するので、安心してください。
今回は楽天証券のiSPEEDというアプリを使って解説していきます。
当サイトは特定の銘柄等の勧誘、売買の推奨、相場動向等の保証等をおこなうものではありません。また将来の株価または価値を保証するものではありません。投資はご自身のご判断と責任で行ってください。
信用取引で保有している銘柄を現引きする方法
1.注文から「現引・現渡」を選択
個別銘柄サマリーを開いた画面の右上にある「注文」ボタンから「現引・現渡」を選択します。
2.現引する数量を指定
現引する建玉の数量を指定します。
すべてを現引するなら「全建玉一括注文」、数量を自分で決める場合は「数量指定注文」を選択します。
現引する内容をチェック
現引する建玉の数量が間違いないかチェックします。
間違いなければ、取引暗証番号を入力して「確認画面」へ進みます。
❝確認画面を省略する❞にチェックが入っていると《確認画面へ》を押した時点で注文が確定されるので注意してください。
確認画面で現引内容を最終確認
確認画面で以下の項目などを最終チェックします。
- 数量
- 口座
- 概算代金 など
以下の項目などに間違いがなければ「注文」ボタンを押して、現引注文を確定させます。
注文完了~約定
注文が完了してから約定までにはしばらく時間(数分程度)がかかります。
現引の注文が約定すると通知が入ってくるので、これにて信用取引で保有している銘柄の現引は完了です。
信用取引で保有している銘柄を現引きするときの注意点
信用取引で保有している銘柄の現引方法については上記で説明した通りです。
ただし、信用建玉を現引する際に注意すべき点が3つあります。
現引き注文受付時間
楽天証券で現引注文を受け付けている時間は当日中の15:30までです。
これを過ぎるとその日に現引することはできませんので、ご注意ください。
建玉が約定した金額と同じだけの現金が必要
信用取引は信用保証金内で株取引が可能ですが、それを現引するとなると同じだけの現金(資金)が必要です。
株価500円の株を信用取引で100株買い建てているものを現引する場合は、証券口座に50,000円分の現金が必要という計算になります。
これは単純計算したもので正確には信用取引で建玉した分の手数料や、数日持ち越している場合などは保有した日数分の金利などの金額が+αで約定代金として引かれます(上図)。ただし、楽天証券の『いちにち信用』を利用すれば手数料・貸株料・金利などがすべて無料になるので詳しくは楽天証券で確認してみてください。
現引した銘柄は信用取引の銘柄には戻せない
現引した銘柄を信用取引に戻せないか色々と調べてみましたが、一度現引したものは信用取引には戻せないようです。
特に慎重になる必要はないと思いますがご注意ください。
楽天証券の信用取引で保有する銘柄を現引する方法 まとめ
今回は楽天証券の信用取引で保有する銘柄を現引する方法について画像付きで解説しました。
株初心者の私は無事に現引できるのかとても不安でしたが、手こずることなく簡単に現引することができました。
現引の方法を憶えたので、次はクロス優待に挑戦してみたいと思います^^
クロス優待にも利用する現引や現渡のやり方は、株取引をする上で覚えておいて損はないですね。
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